2021/07/31

エアコンクリーニングが原因で故障した事例

7年ほど前にお買い上げいただいたパナソニック製のお掃除機能付きエアコンの修理のご依頼がありました。症状は勝手に電源が入ったり切れたりするという珍しい症状でした。

お客様に事情をお聞きすると、とある業者さんでエアコンクリーニングしてもらってからこうなったとのことでした。

故障原因を調べてみると室内機のグリル内部にある応急ボタンが故障してまして、おそらく想像ですがエアコンクリーニングの洗剤か洗い流す際の水が応急ボタン内部に侵入して誤作動を繰り返すようになったと思われます。

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さらに、吹き出し口のルーバーが開いたままになって動かなくなっていたのでこの点もお尋ねするとクリーニングした業者さんが樹脂製の部品を破損させたそうで、「接着剤で固定したので使用に差しつかえありません」と言って帰られたとのこと、どうも困った業者さんみたいですね。

お掃除機能付きエアコンは内部の部品が複雑で分解出来ても組立が出来ないとか、思わぬところに電子部品があったりと、かなり熟練されたサービスマンでないとエアコンクリーニングは難しいと思いますよ。

また7年を過ぎると樹脂製部品が割れやすくなってますので電気店の人でも修理中にうっかり割ってしまうなんてこともあるんですよ。

クリーニングをした業者さんにはがっかりですけど、クリーニングが原因で故障するって事例は時々あるんですよ。

電気屋としてメーカーさんに言いたいのは
「そもそもお掃除機能付きエアコンもいいけど、お掃除簡単エアコンを作って下さい!」
エアーフィルターのホコリは取ってくれても送風路のカビは取れないですもんね。

追記、最終的な修理内容は下記の通り
応急ボタン部の基板腐食のため制御基板交換
ルーバーモーター用ケーブルがルーバー部に噛み込みして断線のため吹き出しグリル交換

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