2021/07/25

電線の鳥が感電しない訳

少し前にとある建設業の会社さんのご依頼で、社員の皆さん相手に電気にまつわる安全知識の講習会の講師をさせていただいたことがあります。

その時に例題を出したのが「電線に止まっている鳥はなぜ感電しないの?」って話でした。

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多くの社員さんは電線は樹脂でコーティングしてるからと答えてましたが、鉄塔の高圧送電線は絶縁被覆のない裸線なんですよ、それでも鳥は感電しないんです。

不思議ですよね。

電気は電圧の高い方から低い方へ流れる性質がありますが、1本の電線上の鳥が触れた右足と左足の地点では電圧の高さに違いがほとんどないので鳥の体には電気が流れないんですよ。

でも、もし足の長い鳥がいて2本の電線をつかんでしまうとたちまち焼き鳥になってしまいます。

また、高圧送電線の場合は触らなくても近づくだけでも感電しますので得に注意が必要です。送電線ならかなり高い所を通ってるから安心と思いがちですが、意外と怖いのは線路を横切る時にカーボン製の釣り竿を立てて通過する場合です。

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四国の鉄道の架線の電圧は直流1500ボルトらしいですが、北海道や東北、九州などでは交流の2万ボルトあるそうなので怖いです。

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