2018/04/27

地デジアンテナ ハイトパターンの話し

地上デジタル放送を受信するUHFはハイトパターンが顕著に出やすいんですよね。

街の電気屋さんなら経験的に知ってると思います。

簡単に言うとアンテナを高くするほど受信レベルが上がるとは限らないんです。むしろアンテナの取付高さを低くする方が受信レベルが上がる場合があります。

最近は壁面にフラットタイプのデザイン性に優れた地デジアンテナを取付する場合がほとんどですがここが要注意ポイントです。

取付金物の構造上、設置後には高さの調整が出来ませんからね。
当店では必ず設置予定位置で事前に各チャンネルの電界強度を測定しております。

適当に取付していると、後で特定のチャンネルだけ受信できないなんてことも有り得ますからね。

全チャンネルを良好に受信できる位置でかつ美観も損なわない位置を探って確定してから金物の取付をするのが大切ですね。

ところでハイトパターンは送信高さ、波長、距離で計算するんです。




仮に中継局の高さを600m、距離を10Kmとすると
VHF 100MHzでは25mですが、
UHF 700MHzでは3.5mとなります。
(あいテレビ、愛媛朝日あたりのチャンネル)

これは電波の強い山から次の山まのでピッチですから、
半分の1.75m高さが変わると一番電波が弱い高さになる訳ですね。



(総務省の資料より抜粋 http://www.soumu.go.jp/soutsu/kanto/bc/shogai/miwake/dtv_sj1.html
実際の現場では30センチから50センチ取付高さを変えると数dBμボルト前後してきます。

ぎりぎりの電波を受信しないといけない現場、
例えば中継局から遠い、受信方向に障害物がある場合にはこの数dBμボルトが大きな意味を持ってきます。

また金物を固定するのはステンレスビスを使う訳ですが、
硬いサイディングにいきなりステンレスビスはネジの頭が傷んでしまいますので事前に先端の尖った鉄製のコースレッドで下穴を開けます。




こんなビスキャッチを付けておくとビスの落下防止が出来て安心ですね。




当店にアンテナ工事をご依頼下さりありがとうございました。



コメント

非公開コメント