2020/08/22

液晶テレビ 販売4年で買替のケース

SONY製の50インチ液晶テレビの故障修理依頼がありました。

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症状は音だけ出て画面が真っ白になったり、カラフルなタテ筋だけの画面になったりするというものです。液晶パネルの不具合らしいです。

製品の裏を見ると製造年が2016年とありました。

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およその修理代を調べるとなんと10万円を超えると表示されました。

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そうなんですよ、液晶テレビの一番肝心な主要部品である液晶パネルは内部の修理は出来ませんのでパネルごとそっくり交換する必要があるんですよ。だからこんなに高額修理になるんですね。

生産国は中国でした。型式からネットで口コミを見るとかなり故障が多いみたいですね。当時のカタログにはハイスペックモデルと書いてあるんですけど、こんなに早く故障するとがっかりですよね。

口コミには二度とこのメーカーのテレビは買わないなんて投稿も多いですけど、電気屋の立場から言わせてもらえればこういう事例は何もSONYに限ったことではないんですよ。残念ながら他メーカーでも多く発生してます。 

大型の液晶パネル、有機ELパネルもそうですけどすべて海外製となっております。組立も海外生産がほとんど。長持ちすることを念頭に置いて設計や製造してるんじゃなくて、低コストを念頭に置いてるはずです。ある程度割り切りがいりそうです。

対策としてはお買い求めの時に延長保証に加入するのがいいですね。

こちらのお客様は、結局55インチのパナソニック製の有機ELテレビに買い替えとなりました。もちろん今回は延長保証をお付けてしてます。

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