2020/05/29

仕事の流儀 電界強度測定

ご新築が出来てテレビのアンテナを取り付けるときに、ちゃんと放送が受信できるかどうか、事前に診断して欲しいってご要望がときおりあります。

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ご依頼はお施主様からだったり、建築会社様だったり、電気工事屋さんだったり、時にはアンテナメーカーさんから直接のご依頼があるですが、そんな現地に行って実際に本物のアンテナで事前受信調査するときの話しです。

一番安心なのは目視でテレビ塔が見えればまず問題ありません。困るのはちょうどその方角に山があったり、建物があった場合ですよね。

仕事の流儀として、目先の利益のために安請け合いしないことに気を付けてます。

測定するのはビットエラーレート、C/C比(搬送波対雑音比)、受信レベル、モニター画面での確認などです。デジタル放送なのでデータ通りに判断してます。

この辺のノウハウは以前、総務省の地上デジタル放送受信者相談センターでの現地調査員の経験が生かされてるかな。あの時は、大型のマンションを中心に100棟くらい現地調査を担当しました。やっぱり現場での経験って大切ですね。

受信状況が良くないときなどちょっと知識のある方から、「もっと能力の高いブースターを付ければいいんじゃないの?」ってお話もあるんですけどね。

ブースターで電波を増幅して見かけ上受信レベルが高くなっても、ビットエラーはそのままなんで、問題なのは受信レベルよりもむしろ、搬送波対雑音比の方なんですよね。

たまたま1日に2件調査してどちらも受信不可で凹みましたが、ダメなものはダメとはっきりお知らせするのも仕事ですからね。

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