2019/10/23

瀬戸内海の伊吹島の不思議な言葉

伊吹島をウィキペディアで見ると、「方言が全国的にも珍しいアクセントで、平安末期の京都のアクセントを残していると言われる。」と記述があります。昔からこの話しに興味がありました。

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瀬戸内海のど真ん中の離れ小島になぜ京都のアクセントがあるんだろう?不思議ですよね。伊吹島はこちら
https://goo.gl/maps/tLR1UKFXpZnYfuCy7

観音寺市のホームページにも、同様の記述があります。
「伊吹島の言語は独特の特徴を持ち、古語に属する方言や特殊な敬語が使われ、平安時代のアクセントが残っています。言語学上貴重な島であることから、国語学者の金田一春彦先生も二度、伊吹島を訪れました。その際に詠んだ歌が歌碑に刻まれ、建立されています。」とのことでした。

歌碑の場所にも訪れてみました。

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港を見下ろす絶好の場所に建てられてます。素敵な俳句ですね。

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今回、金田一春彦先生が伊吹島で調査されたときにお手伝いされた方に直接お会いしてお話をお伺いすることが出来ました。
写真の左側の方です。ご自宅にはたくさんの趣味の写真と俳句の短冊が掛けられてましたよ。

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こちらは金田一先生の直筆の俳句。

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対岸の川之江とも観音寺の言葉とも違う独特の方言がたくさん残ってました。

伊吹島に多いお名前が三好さんということですが、ご先祖になる方をたどると戦国時代の三好義継という武将につながるそうです。家臣数十騎を伴って移り住んだという家系図も残っているそうですよ。

三好家と言えば公事家の政にも長く付いた家系ですので、公家言葉や京都のアクセントが伊吹島に継承された可能性が十分考えられそうですね。

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