2019/07/20

業務用エアコンのフロンガスの回収作業

ルームエアコンの場合はフロンガスは室外機に入ったままリサイクル工場に送りますので関係ないのですが、業務用エアコンになると、フロンガスを工事店がボンベに回収して正しく破壊処理工場まで送ることが義務付けられています。

毎年1回、県に何キロのフロンガスを回収して、何キロ破壊処理工場に送ったか、手元に現在何キロのフロンガスが残っているか報告しないといけないんですよ。時には立ち入り検査なんかもあってわりと厳重に管理されています。

まあまあ時間のかかる作業なんで、故障してる場合は現地で作業。故障してない時は一旦フロンガスを室外機に集めて会社まで持ち帰って倉庫で空き時間にフロンガスをボンベに回収してます。雨の日なんかでも出来ますからね。

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普段、使用されているエアコンっていったいどれ位のフロンガスが入ってるのかは銘板に記載があるんですが困ったことに使っている間にややもすると目減りする場合も多いです。

配管の継手や溶接部分、あるいは腐食したり、また大きく振動する機器なのでね。故障時にはガスの圧力や電流値で内部のフロンガスの量を推測するんですが、取替え時になるときっちり電子秤に何キロのフロンガスが残っていたか分かるんです。

いわば取外した機器の採点をしてる感じでしょうかね。今回の機器は規定量が3.8キログラムなんですが、残念ながら1キロしか回収出来ませんでした。残りの2.8キロは長い年月使ううちに大気にガス漏れしてたんですね。残念ながら100点満点だとすると26点ですね。

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お客様は元々中古の機器を購入されたそうなので、どの時点からフロンガスが減っていたか分かりませんがおそらくこのガスの量ではしっかり本来の能力は発揮できてなかったことが想像されますね。

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余談になりますが、もし調子が悪くてフロンガスが減っていることが判明しても、ガス漏れしている箇所を特定して修理してからでないとガスの補充は出来ないことが法律で決められています。昔はとりあえずガスを追加して様子を見るなんて応急対応も出来てた時代がありますが、それをすると大気にフロンガスが放出されてしまいますからね。

ガス漏れ箇所が分からない、あるいはガス漏れ箇所が修理出来ない場合はリニューアルとなります。

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