2015/04/29

吹屋ふるさと村 ベンガラ色の街並み 岡山県高梁市

日曜日の旅行の続きです。
備中松山城の後は吹屋ふるさと村を訪問しました。
吹屋は当時の特産品であるベンガラで栄えた町です。

まずは吹屋小学校。
 

 
明治33年(1900年)落成とありましたので
実に115年前の建物が残っています。当時の村の豊かな財政事情が偲ばれます。
しかも、割と最近まで実際に使われていたそうでびっくりしました。
 
どこも新緑と花が咲き乱れて美しいです。
 

 
赤銅色の石州瓦とベンガラ色の外観で統一された、
見事な町並みが整然と続く吹屋の町並み。
 


すばらしい文化遺産です。
瓦の色が一枚一枚微妙に違うのがまたこれがすばらしいです。

当時の特産品だったベンガラで赤く塗られています。
うっかり触ると、指が赤くなりますよ。
 


地元のガイドさんと何軒か中に入らせていただきました。
 

 


ガイドさんに驚かれたのが、この当時の明かり。
 

 
 



  「いろいろな方を案内してきたけど、この明かりに注目されたのは
初めてです」とのことでした。
さすが、電気店の皆さまです(笑)
 

続いて訪れたのが広兼邸。
全然予備知識なしで行きましたが、城のような豪邸でした。
 


一番の感動が1977年の松竹映画『八つ墓村』の映画のロケ地であると
聞いたことです。
 

 
 

 
 


確かに映画のシーンを思い出してジーンときました。
中学一年の時に映画館で見ましたね。怖かった思い出があります。
当時、横溝正史の金田一耕助シリーズがブームになった頃でした。
 
こんなガイドブックが売られていたので買って帰りました。


 

中にはこんな興味深いマップが・・・



作品紹介もあります、懐かしい表紙ですよね。



予想外の話題で盛り上がりましたが、これもみんなで旅する醍醐味ですね。
この後は、松江の宍道湖温泉に向かいました。
続きはまた明日

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