2019/07/31

外壁の防水補修工事 目地打ち替え

築18年になるお客様から外壁の補修の相談がありました。そろそろ外壁を塗り替えようかなってことでした。でもお伺いして点検した結果、塗替えは必要ないですね。(^-^)

ご新築時に高耐久性のサイディングをご採用いただいてたお蔭ですね、まだまだ美観上も美しいままでした。最初は少々コストはかかりましたが、やはり長い目で見るとメンテナンス費用に差が出てきますね。

ただし、南側の日光によく当たる部分のサイディングのシール部分がだいぶ傷んで防水効果が損なわれてました。そこで目地の打ち替えをご提案して、ご採用いただきました。

足場は必要となりましたが、ペンキ工事はないんで飛散防止用のメッシュシートなし。この時期暑いのでシート掛けると家の中がさらに蒸し暑いですからね。

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外壁の色にシールを合わせているので仕上がりが美しいです。2階建てのお家なのでシールの長さは200m近くあります。丁寧にかつ安全に作業を進めさせていただいております。
2019/07/30

四国中央紙まつり 2019 クラシック軽自動車展

7月27日(土)、28日(日)には恒例の四国中央紙まつりが開催されてました。毎年豪華になりますね。

有名なのは映画「書道ガールズ!!私たちの甲子園」で有名になった書道パフォーマンス、それからメインイベントは紙おどり。今年は大道芸の方たちや、なんと愛媛プロレスが来てすごかったです。商店街の交差点の真ん中に特設リングが出来るなんてね。

さて、私が毎年楽しみにしてるのがクラシック軽自動車展なんですよ。

1963年マツダのキャロル。排気量が360CC。
62年発売当時の馬力が18PS。63年に20PSにパワーアップしてるらしいですけどね。このデザインはほんとにすばらしいですね。

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1965年マツダのR360クーペ。排気量が356CCで16PS。当時としては珍しいアルミ合金製エンジンで軽量化してたようですね。発売価格が30万円と当時のスバル360よりも安い設定で人気を博したらしいです。

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1972年ホンダバモス。驚いたことにホンダの初代バモスはオープンカータイプだったんですね。なんとユニークな車体なんでしょうね。なんと大胆なことにドアがないなんて!実物を見るのは私も初めてでした。

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もちろん全車ナンバープレートが付いてます。よく長年整備して車検を通してこられたもんですね。維持費が凄いんじゃないでしょうか。また県外からここまで走って参加された方も多くてありがたいことです。この猛暑の中エアコンのない車で窓を開けて運転ですもんね。

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すばらしい車を拝見させていただいてありがとうございました。(^-^)
2019/07/29

日曜日の午後 居心地の良いカフェはいかがでしょう

ちょっと前にラジオで紹介されてたカフェに行ってみました。CLASSICOセトウチ珈琲さん。

香川県三豊市詫間町にあります。
こちら
https://goo.gl/maps/E44bmgDxsiC2jyaU6

店主さんがこの景色にほれ込んでカフェにしたと言うことだけあってすばらしいロケーション。なんと美しい砂浜まで数10メートルしかありません。

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目の前には瀬戸内の島々、粟島まではおそらく直線距離で500~600メートル程の距離でしょうか。窓際の席がおすすめ。窓からの景色はまるで1枚の絵画のようですよ。

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もちろんコーヒーも食事も美味しいです。こちらはトーストサンド(明太子&玉子)、パンも柔らかくてあの有名な生食パンのような上品な味わい。飲み物はアイスコーヒー。

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こちらはシチリアンライスとアイスコーヒー。バターライスの上にローストチキンが乗ってました。

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こういう素敵な場所でいただくと格別ですね。

ところで日曜の午後ということもあってか座席は満席でした。女性のグループとカップルが多いですね。皆さん、スマホで写真をたくさん撮影されてました。流行るお店の条件はインスタ映えかなぁ。

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ここまで来たらついでに立ち寄って欲しいのがこちら。

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日本のウユニ塩湖なんて最近は呼ばれていますが父母ヶ浜です。“天空の鏡”を体験してはいかがでしょう?夕暮れ時には遠浅の海が鏡のように反射してそれは美しいですよ。
2019/07/28

四国中央市 みなと祭花火大会 2019

7月25日の木曜日に四国中央市で開催されたみなと祭花火大会の写真を撮って来ましたのでご紹介させていただきます。

今回の撮影場所は港のこんな雰囲気のところでした。地場産業の製紙工場の大きな煙突がたくさんあって製紙原料の木材チップを満載した大型の外国船がたくさん入るので大きな港になってます。

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撮影機材はいつものキャノン EOS Kiss M 持ち運びに便利な軽い小型のミラーレスになります。
絞りはF11を中心にその前後、バルブ撮影、三脚有り、スマホでシャッター操作、ファイル形式はCR3.RAWモード、手振れ補正切り、ピントはマニュアルです。

撮影枚数140枚の中から少しマシなものを集めてみました。
ピント合わせが難しかったですね。それと、当りまえですが小さい花火、大きな花火でまったく大きさが違うんで画角が変わるのが困るんですよね。港の水面に反射する光も入れたりしても面白いですね。

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ホワイトバランスはRAWモードで撮影してますので、後でパソコン上で変更が出来るのがいいですね。
太陽光モードに近いのがいいのか、電球モードに近いのがいいのか、好みが別れるところでしょうね。
2019/07/27

昭和レトロなアナログテレビのリサイクル

毎年この時期になると増えてくるのがアナログテレビのリサイクルのお仕事ですね。市内の施設にはまだまだ使えなくなったままの木製ブラウン管テレビが残っているんですよ。

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キャビネットが木製なんてほんとに今どき珍しいですね。テレビの側面には昭和50年とあるじゃないですか!!
実に今から44年前ですもんね。

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当時のテレビ番組は
巨人の星
謎の円盤UFO
どっきりカメラ
8時だよ全員集合
キイハンター
宇宙猿人ゴリ
スター千夜一夜
ずばり当てましょう

これらの番組名を聞いて懐かしいと感じた方は私と同世代以上の方かなぁ(^-^;
2019/07/26

チラシ価格と当店の売価の違い

パナソニックのオーブンレンジを配達に行った時の話し。

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設置が終わりかけた時にお客様から「ちょうど大型スーパーの会員様向けDMチラシで同じのが安く出てたで」とご指摘がありました。確かにお安いですね。

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写真を撮らせていただいて、「不当廉売に当たるようなら電機商業組合を通して公的機関に連絡するし、パナソニックの営業にもこんな価格で出てたと報告しときます。」とお話しさせていただきました。

全国のパナソニックのお店では同じ印刷物で商売してます。もちろん販売価格はお店が決める訳ですがお店ごとの金額差はわずかしかありません。

商品の提案から販売、設置調整、アフターサービスを一貫して行うかわり、メーカーが100%出資した販売代理店から仕入れる。いわば全国のお店で共同仕入れみたいなもんですからね。

さて、このチラシを分析すると、大きく表示してるのは税別金額ですね。税込金額は小さく小さく印刷。実はお客様のところからチラシの大型スーパーまでは車で約30分かかります。

街の電気屋は少々お値段が高いかもしれませんが、もちろん配達費用を特別にいただく訳ではありません。古いオーブンレンジや空き箱、ゴミまで持ち帰りますし、そもそも調子が悪いという時点で無料で点検にも行ってます。

本来なら納品時に現金でいただきますが、場合によっては後日また集金に来ないといけないかもしれません。

何か使い方が分からないとか、調子が悪いとかあればまた無料で駆けつける訳ですしね。家電業界ではこれをフルサービスって呼んでいます。

ガソリンスタンドでもセルフスタンドがあるように、当然販売価格も違ってきますよね。

例えば、今回のこのオーブンレンジをチラシと同じ価格でうちの店で店頭販売したとしましょう。そのかわり現金お持ち帰りで配達なし、古い商品の引き取りなし。使い方の説明なし。間違いなく”なんてサービスの悪い電気屋なんだ!”ってなるんじゃないでしょうか。

正直なところチラシ金額だけで比べられると悲しいもんですよ。
2019/07/25

エアコン工事業者様向け 貫通スリーブを使いましょう

壁にエアコンの配管パイプ用の穴を開けたら必ず貫通スリーブを入れましょうね。そんなの当り前じゃないのってご意見と、使ったことがないけど特に問題ないってご意見が聞こえてきそうですね。

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家電量販店の工事業者でも使っている方とそうでない方、うちのような街の電気店でも使っている方とそうでない方おられます。部材の価格はそれほど高くないんですけどね。

現場によっては室内と室外の穴の位置がずれてて入らないとか、壁の内部に障害物があって入らないなんて場合もあるかもしれませんけどね。

ご新築などで完成後に気密試験するなんて場合は、もちろん貫通スリーブは必須ですし、さらに隙間も充填剤などで塞がないといけませんね。

こんな樹脂製のスリーブですけど配管の保護、断熱効果、結露防止、害虫の侵入防止とかいろいろなメリットがあるんですよね。
なぜすきま風があるんだろう?
なぜカビ臭いんだろう?
どこから害虫が入ってきたんだろう?それはひょっとするとエアコンの配管穴からかもしれませんよ。

ところで、先日取り外したエアコンは配管スリーブがなかったせいで、室内機の背面のカビがひどかったですね。おまけに冷媒配管の保温材がネズミにかじられてました。おそらく結露水がカビの原因になっていたことと思います。

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天井裏に侵入したネズミは壁の中を移動する場合があります。エアコンの配管穴に貫通スリーブがないと、今回のようにかじられやすいですね。

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その現場ではもちろん今回は貫通スリーブを入れましたが、樹脂製ではなくてステンレスパイプを使いました。お客様にどこかにネズミが浸入するような穴開いてないですか?とお聞きするとなんと外壁に大きな穴がありました。(^-^;

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パネルで穴を塞いでおきましたけどね。
2019/07/24

エアコン工事業者様向け サービスポートのキャップについて

家電量販店のエアコン工事業者さんと話す機会がありました。

ルームエアコンのサービスポートのキャップはどれ位の力で閉めたらいいの?って聞かれたんですよ。私よりもご年配で経験もありそうな感じなのに意外な質問でびっくり。

「トルクレンチで閉めなきゃいけませんよね。でもフレア部のトルクとは規定のトルクが違うから軽く閉まった後に最後にキュッと45度くらい閉めたらいいんじゃないの」って答えておきました。

後でとあるメーカーの工事説明書で確認したら間違いありませんでした(^-^;

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なんとこの方、今までずっと手締めだったそうな・・・

家電量販店さんの工事の方はものすごい台数を取付するわりに修理はあまりしないので二方弁や三方弁からのガス漏れやバルブコアからのガス漏れなんて出遭わないんでしょうね。それを防ぐ意味でもキャップが付いてるんですけどね。

その人が「5年間ガス漏れしなきゃいいんだよ」って話してたのが印象的でした。

Youtubeにエアコン工事の様子をアップしてるエアコン業者さんも多いけど、壁穴にスリーブ入れてなかったり、安いペコペコの樹脂台に前後1本づつのビス止めだったり、今回話題のサービスポートのキャップも手締めだったりを見かけるとなんだかモヤっとしますね。

私自身が家電量販店の工事の経験もあるので気持ちは分かるんですけど、あの工事単価で数をこなさないといけない事情があるんですね。

標準工事費込みのエアコンチラシを見ると思い出します。お店によってはなんと工事部材は業者持ちなんですからね。出来ることとと出来ないことがあって当然かもしれませんね。
2019/07/23

エアコン工事業者様向け フレアのシールについて

本日もエアコン工事業者様向けの話題となります。

冷媒配管のフレア接続面に使用するシールの話題。そもそもシールが要るのか要らないのか?

同業者様の中からも様々なご意見があります。本来、きれいにフレア加工が出来ていればシールは要らないと私は考えています。

ですが、現地でフレア加工する場合にどうでしょう?ハシゴの上で作業してたり、天井裏で作業してたり、少し暗い場所で作業してたりあるいは暑さと疲れで集中力が途切れてたりする場合もあるかもしれません。

数多く作業するなかでよりガス漏れさせないという考え方ならシールはあった方がいいですね。

一番多く現場で見かけるのはこちらエアコンパルというスプレータイプのものではないでしょうか。うちの倉庫にも何本かあります。(^-^;

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私も長いこと使ってきてますが、最大の欠点はスプレー式だという点でしょうね。フレア部分だけに使いたいのにややもするとネジ部分まで付着する場合があります。

注意書きにもありますが、必ずフレア面のみに塗布して下さいとあります。ネジ部分に付着すると後でトルクレンチで締め付ける場合にネジの摩擦抵抗が減って閉め過ぎの原因になります。あとでナット割れするなんてことも有り得ますね。

以前R-22タイプの冷媒の頃には冷凍グリスタイプがあって指先でフレア面にのみ塗布出来たのがあったんですけどね。

経験不足の作業者がネジ部までスプレーしちゃってトルクレンチで締め過ぎて逆にガス漏れなんて事例も実は多いんじゃないかなと危惧してます。

私の場合はちらのナイログという冷媒漏れ防止剤を使ってます。これなら持ち運びも楽ですし、フレア面だけに塗布出来ますからね。

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工事仲間ではここは絶対ガス漏れさせたくないという現場ではフレアタイトを使っている方もいらっしゃいますね。私の知る限りではこのシール材が最強かなぁ。ただ、ややコストが高いのが難点ですね。

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よく現場で「俺はガス漏れさせたことない!」って豪語するベテランもいらっしゃいますが、普段、修理やリニューアルでガス回収してる立場から言わせてもらうと、5年後、10年後にフロンガスが目減りしてることのなんと多いことか・・・

工事直後にガス漏れしてなくても長い年月でゆっくりガス漏れしてるのはフレア加工や接続に問題があったケースも実はあるんじゃないかなと疑っています。
2019/07/22

エアコン工事業者様向け フレア加工のバリ取りの話し

エアコン工事業者様向けのちょっとマニアックな話題です。

フレア加工するときに、バリ取りをするのがいいか?しなくてもいいか?まわりの同業者様の中でも意見が分かれるところですね。

パイプカッターの切れ味にも左右されますし、軽くパイプをカットしたか、強めにカットしてないかという点も考慮しないといけませんので一概にどちらがいいか決めれないです。

自分の普段使っている道具で実際にバリ取り有りと無しを両方作ってみてじっくり観察するといいですね。

私が使っているパイプカッターは極薄刃タイプなので、切断面がほとんど変形しませんしとにかく軽くカットしますのでバリ取りしてもしなくてもガス漏れさせるような加工の差は出なかったです。

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ただ同じ道具でも強く切断すると、バリ取りが必要になりますね。

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以前仕事仲間から言われたことがあります。
「お金もらって工事してるんだし、プロだったらバリ取りするぐらいの手間をかけるのは常識でしょう」って、それ以来必ず私もバリ取りしてます。

バリ取りした方がフレア面の光沢に差が出ますね。フレア面の傷は絶対に避けなければいけませんがほんとに怖いのは縦方向の傷です。この場合は必ず再加工しないといけません。フレアツールからパイプを取り出す時にコーンに触れると失敗しますね。

また、砂粒などの異物がコーンの先端に付着したまま加工してしまうなんて場合も長い経験の中には有り得ます。もちろん、毎回加工後に目視で出来栄えは確認しないといけません。

一方、横方向の例えばバリの跡は直接ガス漏れの原因にはなりにくいとは思います。(厳密に言うと段差があると思いますけどね。)だからバリ取りしなくていいという方も多いのが実情ですけど、それでも私はバリ取りする派です。

余談ですが、パイプカッターを反対方向に回す方のなんと多いことでしょうね。
Youtubeに動画を上げてるバリバリのプロの方でも反対に回している方が多くてびっくりします。それでも刃が緩まないし手際がいいのは逆に感動しますけどね。

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手首を返す時にねじ込みが緩まない方向に回転させるのが本来の使い方のはずです。