2018/10/31

奈良県 興福寺中金堂が落慶 300年ぶり

先日の奈良県訪問の話しを続けてます。

興福寺では実に300年ぶりに中金堂が復興され一般公開が始まりました。
(ちょうど10月20日から)
説明によると、長い歴史の中で7回も火災に遭って焼失という歴史があるようです。






近くから見るとかなり巨大な建築物で迫力がありましたよ。



お天気に恵まれ青空の元、きれいな写真が撮れました。



それにしても海外からのお客様のなんと多いことでしょうね。



着物の女性も大勢おられますが、海外からのお客様でした。

奈良県国立博物館ではちょうど正倉院展も始まって大変なにぎわいのようですね。







京都と奈良はいつ訪れても見るものがいっぱいでいいですねぇ。



撮影カメラは今回もCanon EOS Kiss Mでした。
2018/10/30

奈良県 秋篠寺 日本でここだけに残る伎芸天立像を訪ねる

近鉄大和西大寺駅から北西に1キロ程歩くと秋篠寺があります。
少し紅葉が始まった東門です。





苔の美しい参道の奥に、国宝の本堂があります。







ここにはたくさんの重要文化財の仏像が安置されてますが特に有名なのが
芸能などに関わる天女として信仰を集めて来た「伎芸天」です。

日本ではここにしか現存しない大変貴重な仏さま。
瞑想的な表情と優美な身のこなしに魅了されますね。
写真は購入したパンフレットより



中学生の頃からいつか見たい見たいと思いつつ、
気が付くとものすごい年月が経ってしまいました。



国宝級の仏像なんですが重要文化財になってます。
実は頭部のみが奈良時代の脱活乾漆造でお体は鎌倉時代の木造なんですね。

他の3体の仏像もそうなんですが
長い間に幾多の苦難の歴史があるんでしょうね。

頭部とお体の制作時期に約500年ものズレがある訳ですが
継ぎ足したような痕跡はまったく分かりませんし、
違和感なく調和がとれている点に驚きました。

鎌倉時代と言えば優れた技量をもった仏師が活躍した時期です。
この天平時代を代表する仏さまをなんとか元のお姿に復元したいという
当時の仏師たちの強い思いが感じられました。





もう少し秋が深まるとさらに味わいの出てくるすばらしいお寺さんでした。
2018/10/29

斑鳩の里 中宮寺跡を自転車で訪ねる

今回大和路に来るまでは中宮寺は小さなお寺さんというイメージで思っておりました。ところがそれは大きな間違いだったんです。
自転車で中宮寺の菩薩半跏像を見学に来てるさいにたまたま通りがかったのが中宮寺跡でした。

中宮寺跡…?の表示板





調べてみると現在の中宮寺は法隆寺の夢殿の隣に位置してますが創建時から室町時代後期までは別の所にあったんですね。

しかも驚くことに四天王寺式伽藍という大規模なお寺さんだったことを初めて知りました。

法隆寺と対照的な位置関係にあって、法隆寺は僧寺、中宮寺は尼寺として初めから計画的に建てられたんですね。



ちょうどコスモスが見頃を迎えてまして、それを見にちょっと立ち寄っただけだったんですけどね。
自転車で走ってるとこういう発見もありますね。





かなり広大なお寺だったのが分かります。







ところで聖徳太子と強い関係のあるお寺ですが、
「聖徳太子」という表記は教科書では使われなくなったんですね。
「聖徳太子(厩戸王)」とか「厩戸王(聖徳太子)」という表記になるんでしょうか。最近では聖徳太子は実はいなかったのではないか?などの説も出てきて、歴史も子供の頃の教科書の内容とは様変わりしてきてますね。
2018/10/28

飛鳥時代 国宝 中宮寺 半跏思惟像を自転車で訪ねる

今回、奈良県に行った目的の一つが中宮寺を訪ねることでした。
2年前にグループの旅行で隣の法隆寺までは来たんですけどね…

私、実は小学高学年から中学生にかけてなりたかった仕事の一つが仏師。
当時の子供部屋にはたくさんの仏像のポスターを壁に貼ってました。
ちょっと変わった子供だったようです。(笑)

当時の社会の教科書には弥勒菩薩で国宝と言えば京都の広隆寺と奈良の中宮寺と書いてあったと記憶してましたが、

中宮寺でいただいたパンフレットによると如意輪観音とあって驚きました。
帰宅してもう一度調べてみると、当初は弥勒菩薩として造立されたと思われるけども平安時代以降は如意輪観音と呼ばれたようです。



平日の朝早い時間ということもあって私一人でじっくり見学することが出来ました。
(後ろに係りの方がおられまして音声ガイドを流して下さいました)



漆黒のお姿と柔らかなお顔だちに、しばらく時間が止まったようでした。
およそ1300年前の仏像がこんなに完全な形で残されているのは奇跡的でしょうね。ホテルからとはいえ、自転車で訪ねることができて喜びも格別でした。

元々は彩色されて、装身具も身に付けていたらしいことが分かってるそうですが長い年月ロウソクや線香の煙に燻されて今の漆黒のお姿になられたそうです。



結果的にはこれも長期間の保存に一役買ったってことですね。

ここ中宮寺は最初に触れたように現在法隆寺のすぐ隣に位置してますが
創建当時は400~500メートルほど東にあったことも初めて知りました。
この後、またまたびっくりすることになったんですけどね、



右手が法隆寺夢殿の土塀、奥が中宮寺です。

いろいろ初めて知ることが多くて勉強になりました。
たまにはこういう時間を過ごすというのもいいもんですね。

つづく
2018/10/27

筒井順慶城跡を訪ねる 大和郡山市

大阪での組合のお仕事の翌日は大和路を訪ねました。
ホテルの無料レンタル自転車の旅

まずは筒井順慶城跡を訪ねました。

筒井順慶は安土桃山時代の武将です、大和筒井城主でした。
有名なのが「山崎の戦い」です。

洞ヶ峠(ほらがとうげ)に陣を置き明智光秀・羽柴秀吉両軍の形勢を眺め、
有利な羽柴方についたとされた逸話。

これが元になって
日和見する事を洞ヶ峠あるいは洞ヶ峠を決め込むと表現する由来になってますよね。でも、実際は合戦の直前に秀吉側についてるそうですよ。

この辺の駆け引きとかが歴史物ではおもしろい題材になってますね。

ここには地図で確認しながら行ったんですが、
今回はかなり到着するまでがなかなか手ごわかったです。

案内標識もないし、道も狭い。
曲がっても曲がってもたどり着きませんでぐるぐる回るだけ。

なんとこの路地に進むことになりました



さらに進んでこの先に目的地がありました。



城跡は現在、畑とかレンコン畑になってました。



今までずいぶんと色々な城跡を訪ねましたが今回ほど分かりにくい城跡は初めてかな。後で知ったのですが、道が折れ曲がり直進できない構造になってるのは当時の名残なんですって。現在もその道にそって住宅が出来てるんで驚きですね。

水路に見えたのも掘割の跡らしいです。なるほどそうだったんですね。




もうすっかり秋なんですが、思い出したのが芭蕉の句
夏草や兵どもが夢の跡
2018/10/26

電気屋仲間とお初天神 見るところが違う

昨日の大阪での話題
電気屋仲間と大阪の梅田にあるお初天神に行ったんですよ。



大都会の真ん中にポツンとあるパワースポット。



近松門左衛門が実在の事件を元に人形浄瑠璃「曽根崎心中」を書いたことであまりにも有名ですね。





神社と言ってもライトアップの様子とか




写真用の顔出しパネルがあったりとなかなか今風になってますね。



ひっきりなしに参拝者が訪れてました。





電気屋仲間と来てるだけあって見るところが違います。
特に注目したのは隣のビルの壁。



ざっと10階建てくらいはありそうなビルの側面にエアコンの冷媒配管がずらり



どうやって工事したんだろうかとか
このビルはエアコンのことを考えないで建てられたんだねとか

変なところで盛り上がってしまいました。
この後、仲間とこちらの通りに進みましたけどね。




2018/10/25

組合の仕事で大阪入りしてました

当店の加盟する全日本でんき屋ネットワーク協同組合の通常総会が11月にあります。その関係で会計監査、総会の議案書などの作成のために大阪に来てました。



大阪駅に来ると必ずのように近くで大きな工事をしていて
日々新しく生まれ変わってるのを実感しますね。

さて今回の11月の総会は役員の選挙がない年ということもあって開催場所がなんと北海道。四国などから行くには少し遠いですね。

でもご夫婦でご参加されてついでに観光されるにはちょうどいいかもしれないんですけどね。

ところで大阪に来ると、お昼ご飯を食べるところが多いのでびっくりします。地上には少ないと思ったら、地下1階、地下2階には飲食店があるはあるは・・・

お昼時になって、「仲間と何食べる?」ってなりまして、
それなら食べたことないもの食べましょうよとなって選んだのがこちら。




トルコライス
発祥は長崎市とか…
有名なご当地グルメらしいですけど初めていただきました。

簡単に言うとオムライスの上に揚げ物が乗ってる。
私はポークカツでしたが

エビフライだったり、カキフライだったり、
なかにはビーフシチューなんてのもありましたね。







大阪や神戸でも有名みたいですね。
ボリュームもあって美味しかったですよ。



事務作業は無事に完了しました。やれやれ
2018/10/24

Wi-Fiがあるなら使えます ネットワークカメラ

最近よくネットワークカメラという言葉を聞くようになりましたね。
それだけ一般家庭にも普及し始めたということでしょうね。

さてポイント消化のために購入したのがこちらのネットワークカメラ。
これがなかなかどうして、よく出来てて驚きました。


画素数も100万画素のハイビジョンになってます。
カメラの向きも遠隔で変えることが出来ます。

お手持ちのパソコンでもスマートフォンでも映像を確認することが出来ます。
ただしWi-Fiのインターネット環境だけは必要ですけどね。

うちの場合はネコの様子をカメラで撮ってますよ。
子供の頃に住んでた家が今はネコの家になってます。




ケンカしてないかとか、いたずらしてないかとか、
エサがあるかとか(エサも自動給餌装置を置いてます)



映像で確認出来るって便利ですね。
夜間も赤外線撮影してますので、
白黒映像にはなりますが一応確認できますよ。




この大きいネコはもともと白と黒のツートンカラーなんで問題ないです(笑)

一番の驚きはこのカメラの値段です。4,980円税込送料込でした。
おそるべきGreater China!
2018/10/23

電動アシスト自転車ハリヤの旅 翠波峰から堀切峠縦走 後篇

昨日に引き続いての話題となります。
電動アシスト自転車ハリヤの旅



翠波峰に着くと大きな望遠レンズを持ったカメラマンの方達とお会いしました。




実はこの時期は秋の風物詩になっている「タカ渡り」の季節なんですって。

徳島県吉野川に沿って西進してくるタカと、
岡山県を経由し塩飽諸島を渡って香川県からくるタカが合流する渡りコースの要衝だそうです。




いろいろな趣味の写真の世界がありますが、
「タカ渡り」を撮影するなんてかなり根気が要りそうでした。
でも素敵なご趣味です。

ここの山頂付近は車で上がれますし駐車場も広い、トイレもあります。
キャンプやバーベキューにも最適ですね。



キャンプしてた人と話してたら、夜はかなり冷え込んだそうです。
(ここまで自転車で来たと話すと皆さんびっくりされます)



それでは翠波峰からの眺めをどうぞ



お天気に恵まれてすばらしい景色を堪能出来ましたよ。






ところでこの日は三島太鼓祭りの初日だったんですけど、
なんと山頂まで太鼓の音がはっきり聞こえてくるんですよ。
直線距離で1.5キロは離れてると思うんですけどね。

山頂では一足早く秋の訪れを感じました。




2018/10/22

電動アシスト自転車ハリヤの旅 翠波峰から堀切峠縦走 前篇

来月、私の愛車パナソニック電動アシスト自転車ハリヤが某テレビ番組に出ることになりました


そんなこともあって昨日バッテリーの持ち時間や足回りの確認のためにひとっ走りして来ました。

目的地は法皇山脈にある標高891.1mの翠波峰(すいはみね)。
そこから尾根伝いに縦走して堀切峠を下るコースです。




朝8時に川正電器をスタート。
こちらが翠波峰になります。



距離的には17キロ程なのでわりと近いです。

松山自動車道脇からの眺めがこんな感じです。あとで山頂の写真と比較すると
面白いですよ。



夜景のきれいな「恋人の聖地 具定展望台」だいぶ登って来ましたね。



ちょっと難所が法皇トンネル、明るさはあるんですが、車が来ると怖い。
自転車で入ると分かるんですが、車とかバイクが来ると爆音が響きます。
音が怖いです。



トンネルを出てから翠波高原までが急勾配のつづら折りが続きます。
電動アシスト自転車泣かせ…
一気に電池が減りますね。



有名なコスモス畑は今年は残念な様子でした。
次々に車が来てはUターンしてましたね。



到着したのが10時半頃でしょうか。
ここでバッテリー切れで予備バッテリーに交換です。

まずは翠波峰の西峰展望台から
左が金砂湖




右が瀬戸内海(土居町辺り)



パノラマで撮ると、ご覧のように法皇山脈の両サイドが一度に展望出来るんですよ。




続く