瀬戸内海の燧灘(ひうちなだ)にポカリと浮かぶ伊吹島。
子供の頃から、釣り船で何十回も訪れています。
ただ実は一度も上陸したことはありませんでした。
観音寺港から市営のフェリーが出ています。
朝一の便に乗るつもりが、組合に流れてきたスパムメールの
取扱いでFacebookしている間に乗り遅れちゃいました。(^_^;)
(かわりに時間調整で荘内半島を回れましたけどね)
フェリーは1日4便出ています。
大人片道510円、自転車が200円だったかな。
25分程の船旅です。意外と船が大きくて300名まで乗船出来るようです。
1階がごろ寝出来る広間、2階が座席室、3階は階段と小さな板間みたいな感じ。
伊吹島は別名「いりこの島」とも呼ばれイワシ漁が盛んです。
たくさんのいりこ加工場がありますね。
旅館と民宿が各1軒ありますがコンビニも食堂もありません。
電気と水道は本土から供給されているそうです。
興味深いのは方言です。
全国的にも珍しいアクセントで、平安末期の京都のアクセントを残していると言われるそうです。
伊吹島には言語学者だった故金田一春彦氏が2度に渡って伊吹島に来島していますとありました。
まずは、伊吹島のパワースポットを巡りました。
鉄砲石。
看板によるとこの島は日本が大陸から別れるときにできた海底火山の島らしいです。噴火口から噴き出した大きな溶岩がこの鉄砲石らしいです。
次のパワースポットは瀧宮神社と天狗岩。
おもしろいのが川之江から大きな天狗が飛んできて一休みしたという伝説です。
その昔は川之江には天狗がいたんですね。(笑)
次が合戸の岩、別名「強盗の穴」なんでも海賊の隠れ家だったとか。
次に真浦港に戻って岸壁の釣り人と歓談。
この方、川之江の方でした。
網カゴにオキアミ詰めて、疑似餌がたくさん付いたサビキ釣り。
小型のサバは入れ食い。時にアジが釣れるそうです。
クーラーボックスの中を見せてくれました。
小鯛もいるね。
これは、今度釣りに来るぞと心に決めました。
次に民俗資料館を訪ねました。(無人)
元の学校の建物をそのまま利用していましたね。
坂道ばかりなので、アシスト自転車の本領発揮でした。
あまり大きな声では言えませんが島内は交通ルールはゆるいようですね。
原付に2人乗り、中には3人乗り、ヘルメットは誰一人被ってませんでしたし、
軽トラの荷台に普通に人を乗せてるんでびっくりしました。
多分大部分が私道なんですね。
なかなか興味深い伊吹島探訪でしたよ。
島ではご飯食べるところがないので観音寺市内に戻ってお決まりのコレ。
お店のお姉さんが私に向かって「わかままですね」って、
そうこのメニュー全部乗せうどん、その名も「わがままうどん」って言いますよ。
なかなか楽しい休日でした。