2019/10/05

照明器具から煙が出た!

とある施設様から天井に取り付けた照明器具から煙が出たのですぐに来てほしいってご連絡がありました。

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早速お伺いするとHf32W直管蛍光灯2灯式の富士型照明器でした。外見上は異常がないようですけどインバーター基板のカバーを開けてみると、一目で不良個所が分かりました。

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赤いコンデンサーが破裂して溶け出してるのが分かりますね。白い煙が出てかなり臭かったそうです。

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すぐにスイッチを切って下さったのは適切な対応だったかと思います。

製造番号からすると18年前の商品ですね。インドネシア製、Hfランプ専用の記載も見えますね。照明器具と言えども電気製品ですので、部品には耐用年数がありますからね。いつまでも古い器具をお使いいただいてるとこういうケースにも時々遭遇します。

この発売時期の照明器具は使用されるランプが限定されてまして、Hf管専用となっております。しかし、使用されてたのはラピッドスタート形40Wでしたね。点灯しますが本来指定のランプではないのも不調になった遠因かもしれませんね。

ある時期の製造からはHf器具であってもランプはラピッドスタート形でも点灯管スタート形でもHf管でも使えるランプフリーになってるんです。でも実際は施設によって様々な点灯方式が混在してて、一般のユーザーの方では判断が難しい場合も多いですね。

ランプがチカチカするって点検に行っても適切でない蛍光灯が使用されてるのが原因って多いんですよ。困ったことに長さも同じで口金も同じで取付れるんですよ。

今後はLEDになって問題がないかと思われがちですが、直管型LEDにも片側通電型と両端通電型、配線組替型、ラピッドスタート形対応型、インバーター点灯対応型ってすごく種類が多いので、現場ではさらに混乱が続くと思いますよ。

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2019/09/26

施設照明のLEDリニューアル工事

とある会社様にリフォームに入らせていただいております。40Wの蛍光灯が2本付いた富士型照明器具をLEDにリニューアルするんです。

たくさん台数があるのでまず今回はビルの6階からです。いつも見る煙突とは違う(^-^)

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家庭用のLEDシーリングライトにリニューアルする案もあったのですが、まず電圧が200Vなので家庭用では不可、さらに、既設照明器具はボルトで固定されてましたので今回も施設用の照明器具とさせていただきました。

全ネジボルト(以下寸切り)2本で照明器具が固定されている場合は実は工事屋泣かせなんですよ。

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既設の蛍光灯式では器具の中央部分にはかなりスペースがあって、少々寸切りが長くても問題ないんですが、リニューアルするLED器具では大変薄型の設計になっているために、寸切りが少しでも長すぎるとライトバーという発光部分がベースの中にきれいに収まらないんですよね。

他の事業所様からも700本近くのLED化のお見積り依頼をいただいておりますが、さてどうなることやら。

いよいよ蛍光灯の生産が終わりかけてますが、まだ事情をご存じない方も多そうなので大きな問題にならなければいいですけどね。
2019/09/19

従来の蛍光灯の照明器具を生かしてLED化する

当店では結構多いあるあるケースです。

今まで使っていた丸形の蛍光灯式シーリングライトをLEDにしたい!でも、取り外した跡の天井の汚れやシミを隠したい、(LEDシーリングライトの方が小型なんでそうなりやすいです)
あるいは、お気に入りのデザインの照明器具だったんで名残惜しい・・・

そう言ったお声がある場合には出来るだけ対応しています、

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まず、古い蛍光灯を取り外す

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基板やソケットを取り外す

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新しいLEDシーリングライトを仕込む

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従来のカバーをまた取付けて完成です。デザインは今までのままで内部だけLED化の完成。これで電気代が半分になってかなりの高寿命になりますね。

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明るさ、色合いもリモコンで調整出来て快適になりました。

ワンポイントアドバイスとしては、6畳のお部屋には8畳用か10畳用でもいいです。8畳のお部屋には10畳用でも12畳用でもいいです。とにかくカタログ表示よりも大きめを選択すること。LEDは高寿命ですが、使用年月が経過するにつれて段々暗くなるんですよ。

その時の調整分を機種選定の時に考慮しておくといいですね。当店でお買い上げありがとうございました。
2019/09/11

和室の照明器具取替には便利な竿縁天井アダプターがあります

和室の照明器具取替でコードペンダントから直付シーリングライトに交換する場合には便利な竿縁天井アダプターがあります。

和室に付いている照明器具ってたいていはコードペンダント式が多いのですが、LEDにリニューアルするときには天井にピタッと付く直付けを提案することが多いですね。

地震で揺れない、傘にホコリがたまらない、天井が広く感じるとかいろいろな利点があります。ただ、竿縁天井の場合にはちょっと困ったことに、直付けにするとグラグラして安定感に欠けるんですよ。

写真ACさんでもらった参考写真がこちら、こんなのが竿縁天井です。

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でもご安心ください、ちゃんとそんな時にオプションがあるんですよ、竿縁天井アダプター。

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ちょっとしたアイデア商品で、竿の高さに柔軟に対応する構造になってて、しっかり安定感良く照明器具が固定出来ますよ。

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今回取外した照明器具がこちら、消費電力が半分になって劇的に明るくなりましたね。

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当店でお買い上げありがとうございました。
2019/08/27

PCB使用安定器調査依頼が多くなりました

愛媛県から「PCB使用安定器掘り起こしアンケート調査票」っていうのが対象と思われる事業者様に一斉に送られたもんだから電気店にはその問い合わせが殺到してます。

夏場の繁忙期に困ったもんです。
調査の必要性はよく分かるんですが、なにも一年で一番忙しいこの時期に一斉に送らなくてもいいのにね。また調査の内容が専門的すぎて一般の消費者の方には理解が難しいのも困ったもんです。

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極力お電話で聞き取り調査して、どうしても分からない場合だけ出張点検対応してます。

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一番のポイントは昭和32年から昭和47年に製造された照明器具かどうか。これ以外の製造期間にはPCBは不使用です。

次に、グロースターター式の照明器具はPCBは不使用です。アンケートでは「低力率」と表現されてますが要は点灯管(グロー球)が付いていれば対象外です。

なので20Wの蛍光灯器具ではまず対象外と考えていいでしょう。また、40Wの蛍光灯器具でも1本のものはまず対象外。

過去にPCB使用例が当店のお客様であったのは40Wの蛍光灯が2本で点灯管(グロー球)の付いてない「ラピッドスタート式」になります。

不安な場合は安定器の銘板で判断することになります。PCBと文字が入っていてもよく見ると「PCB不使用」となってるはずです。

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昔はPCB入り安定器から絶縁油が机や床面に滴り落ちるなんてことが結構あったんですよ。今、考えればとんでもないことですけどね。