2020/03/26

エアコン工事でドキッとした瞬間

エアコン工事で一番気を付けるのが何と言っても壁の穴あけですね。失敗が許されないという緊張感があります。

柱がないか、筋交いがないか、屋外に障害物がないか、何度も確認して作業に進みます。

さらに慎重を期してセンターピンを最初に開けてます。内壁が空洞なのかどうかこれで最終確認出来ます。キリもあえて先端が鋭くない、コンクリート用を使うんですよ。

そこまでして、いよいよホルソーで穴あけ。先日買い替えたので切れ味抜群。右側が新品です。

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壁の構造についても知っておく必要がありますね。こちらの住宅では、石膏ボード・木板・ガラスウールの保温材・防湿シート・木板・サイディングと壁厚150mmの間にいろいろな素材がサンドイッチされてます。

電気のケーブルやテレビの同軸ケーブルは石膏ボード・木板とガラスウールの間を通りますので、穴あけするときに、手ごたえや音で石膏ボードを開けてるのか、木板を開けているのか、そこが一番気を付ける点です。
 
木板は厚さ5mmなので開けきる直前で寸止めが理想的ですね。そうしないと壁の裏側のケーブルまで切断してしまうことになります。

今回も穴あけしてドキッとしました。隣にコンセントがあるので、ある程度予想はしていましたけど、こんなケースも実は結構あるんですよ。

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この木板の切り口を見ると、薄く残してるのが分かるかなぁ。結果セーフでしたけど、ドキッとしました。

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おまけの写真は、市内新長谷寺の大師堂前の枝垂れ桜です。工事帰りにスマホで愛車とともに(笑)

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場所はこちら、ソメイヨシノはまだ1分咲きですけどね。
https://goo.gl/maps/pzKjrQF9RjGfdJFFA
2020/03/20

日本製の家電販売が中心になってますね

せっかくエアコンのご注文があってもパナさんはほとんどメーカー在庫がありませんね。
大部分の製品が中国製だからです。上位機種だけが日本製なんですが、注文が集中するせいや一部の部品が中国製なのか分かりませんがとにかく品物がない・・・

今回は三菱電機製のエアコンを販売しました。理由は日本製だからです。お客様とも相談して決めましたが、個人的には三菱電機製のエアコンは大好きですよ。

作りがちゃんとしてるし、故障も少ないし、工事もしやすいですね。センサーの技術が特に他メーカーよりも抜きに出てる気がしてます。リモコンの温度設定も0.5℃刻みとなってましたね。

作業前は東芝のエアコンで配管はテープ巻きでしたが、今回は化粧カバーしたので見た目もすっきりですね。

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室外機設置場所は雨の当たらない場所ですが、手前に低いので高さ調整して水平を取りましたよ。

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当店でお買い上げありがとうございました。
2020/03/11

パッケージエアコンの修理 フレアすっぽ抜け

業務用パッケージエアコンの調子が悪いとのことで点検修理のご依頼がありました。9年前の東芝製パッケージエアコンで他店工事分です。

エラー表示がH16、事前にこういう情報提供があると修理のヒントになるので助かりますね。油面検出回路系異常とのことなんで不調の原因は室外機にあって圧縮機廻りの冷媒回路に関係することが想像できますもんね。

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室外機のカバーを開けてすぐに怪しいところに気が付きました。

右側の配管接続部分に油の付着がありました。油漏れしている=ガス漏れ、ガス漏れ検知器でも確認してガス漏れ箇所を特定しました。

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モンキーレンチを当ててみて、軽く回る!
フレアナットの閉め忘れかとも思いましたが、原因はフレア加工のスッポ抜けでした。

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この後は、配管の先端をカットして再度フレア加工して組付け、真空引き、フロンガス充填という修理の流れになります。

カットしたパイプを拡大して見るとフレア加工の跡が残ってました。

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元々のフレア加工の時の出し代が短かったのか、フレアナットを適正なトルクで締め付けなかったのかが原因だと思われます。

9年目にこんなことになるケースもあるんですね。

日々、映像・通信工事ではコネクター加工が命、エアコン工事ではフレア加工が命とこのブログでもたびたび話題にしてきてますが、まさにそんなことを感じた修理現場でした。

大量のフロンガスが大気に放出されることになってほんとに残念なことです。

2020/02/22

目が点になったエアコン工事

普段エアコン工事に携わっていると、街中で見かけたエアコン工事に自然と目が行くのが職業病になってます。

とある施設のエアコン工事を見て目が点になりました。

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おそらく、建物全体の空調が老朽化などで不調になったんでしょうか。リニューアルする費用が高いからか、今後そう長くは使わない施設だからか、費用を抑えた空調工事を検討したんでしょうね。

各部屋に家庭用のルームエアコンを一台づつ取付けるという方法を採用したようです。

それにしても、配管化粧カバーに配管を収めるとか、配管の曲がりを修正しながら工事するとかなぜしなかったんでしょうね。

美観的にはちょっと残念かな、おそらく今後テープ巻きしたところが紫外線などで朽ちてきたり剥がれたりとか、ドレンホースに切れ目が入って壁を汚すとかしそうですね。何か屋外の作業が必要になっても梯子が届かないので大変でしょうね。

よく見ると室外機は空いた部屋の中にまとめて設置してるのかな。

室外機を室内に置くと風通しが悪いので冷暖房効率も落ちそうです。

そもそも家庭用のエアコンなら配管の高低差と総配管距離には制限があるので、所定の能力は発揮できないかもしれませんね。
2020/01/29

エアコン工事で使うコアドリルの話し

私がエアコン工事の壁の穴あけで使っているのは電動工具用刃物専門メーカーのハウスビーエムさんのが多いです。

中でもマルチコアシステムといって、コアの部分だけがワンタッチで取り外せるタイプです。これの利点はくり抜いた円盤状の切粉類を簡単に取り外せること。

さらに、一番よく使うコアヘッドが両刃使えて、普通の2倍使えることかな。

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また、穴あけする材質によって7種類ものコアが出てる点もいいですね。

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今回、一般木造住宅の室内側で使用するサイディングウッドコアヘッドを新しいものと交換しました。

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パッと見は普通なんですが、刃物の先端を拡大すると古い方がこちら

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新し方がこちら

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差が歴然ですよね。傷んでくる原因なんですが、ボードの下に偶然、釘やビスがあったりすると傷むんですね。それでももう5年ほど使えたので長持ちした方かな。

木工用ドリルビットもそうなんですが、釘やビスでダメにしちゃうんですよね。