2019/10/30

太陽熱温水器水漏れからのオール電化

数か月前にビルトインガスコンロが故障してIHクッキングヒーターをお買い上げいただいたお客様から屋根の上から水漏れしてると点検のご依頼がありました。

2階建ての屋根に登ると太陽熱温水器の集熱板から水漏れしてました。

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約20年ちょっと前の設備らしいのですが、製造メーカーは既にありませんで跡を引き継いだメンテナンスメーカーにも補修部品はないとのことでした。

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とりあえず、バルブを操作してガス湯沸かし器だけに水が流れるようにしておきました。

そしたら数日して今度はガス湯沸かし器が調子が悪くなりました。電気製品が壊れだすと、連鎖反応のように続くことがあるのが不思議ですね。

ということで太陽熱温水器+ガス湯沸かし器という方式からエコキュートにしてオール電化にすることになりました。

苦労して屋根上の集熱パネルを地上に下ろしましたよ。

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この後はエコキュートの基礎工事に入ります。
2019/01/31

太陽光発電 相次ぐ火災のニュース

朝、うちの母から「あんた、うちの太陽光発電は断熱材付いてるんかいな?あちこちで火事になるってニュースやってたでぇ!」
なかなかショッキングな話がありました。

そうなんですね、NHKの夜のニュースで報道があったそうですね。
翌日にはパナソニックの営業さんが早速、説明資料を持って来てくれました。

消費者庁が指摘しているのは正確にはうちの母が言う「断熱材」ではなくて、
「鋼板等なし型」というタイプだそうです。

パナソニックブランドの商品ではこれに該当する商品は販売してないそうでまずは安心しました。

それでも、家庭用の太陽光発電システムから火や煙が出たといった事故は、
平成29年11月までの9年間に全国で127件報告されていて意外に多い件数に驚きました。

情報を検索していると、とあるメーカー製で「火災が相次ぐのにメーカーは原因が特定されていないとして、リコールに否定的」なんて記事もあってもっと積極的に情報開示して事前に保守点検を勧めるのが良心的じゃないかななんて思いました。

太陽光発電が一大ブームになった時に大量に安価な海外製品が流れ込んできたのを思い出しますが、こんなのが原因で自宅が火事になったらたまりませんね。

一度取付けたらそのまま壊れるまで使い続けがちですけどやはり定期的にちゃんと点検した方が安心かもしれません。




長い間使う機器ですし、屋外にありますし、何と言っても直流の大電流が流れる機器なんで気を付けた方がいいですね。
2019/01/26

太陽光出力制御ユニット取付 VBPW274R

他の電気店さんからの依頼の応援工事です。

ある時期以降に取付された太陽光発電には出力制御の対応が契約条項に入っているんです。何やらややこしそうですが・・・

電力会社さんでは日中電気が余り過ぎることがあるそうです。
その時は太陽光発電などの出力を抑制してバランスを保つという仕組みです。

電気は貯めらられないので、使う量と発電する量は微妙にバランスを取らないといけないという大前提があるんですね。

四国ではまだ実際にそのような事態はないのですが、
九州地方では既に何度も出力を制御して調整したということが発生しています。

せっかく自然の太陽光で作った電気を使わないなんてもったいないことですけどバランスが崩れると電気の安定供給に差支えますので致し方ないのが実情です。

さて、今回のパナソニックの太陽光出力制御ユニットVBPW274Rこんな装置がお値段5万円もするんですよ。




それはさておき、今回は全量買取の場合でパワコンは2台。
工事の方はと言うと、

パワコンとパワコンの渡り配線して(別売のパワコン用ケーブル使用)
ダイヤルは1台目を1に2台目は2に切替えます。
ディップスイッチDは切替えて、
パワコン1台目と制御ユニットを付属のケーブルで接続、
ブレーカーの二次側とVVFの3芯で接続

無線ルーターと自動設定

パソコンからモニター画面に入って発電容量とか発電所IDを登録

四国電力に電話して遠隔接続を確認してもらって作業完了でした。

電気とネットワークの知識が要りますのでなかなか誰でも出来る作業という感じではなかったですね。

当初想定した作業時間は1時間弱でしたけど実際にはたっぷり3時間かかりました。

無線ルーターからブラウザでモニター画面に入るのに苦労しました。
電気の接続は工事説明書もありますし、不明な点はメーカーに電話で相談しながら作業出来るんですがネットワークの方はなかなかそうはいきません。

Wi-Fiの強さと通信速度を計ってみたり、
ブラウザの一次ファイルやCookieを削除したり、
制御ユニットにリセットかけたりマニュアルにない対応も要りますね。

これで日中電気が余りそうになったら電力会社さんの遠隔操作で一斉に太陽光発電の出力を抑制することが出来るようになりました。

もちろん、そんな事態がなければ一番ありがたいんですけどね。
2018/12/07

エコキュートの修理 プリント基板交換

先日のエコキュートの修理その後です。

ヒートポンプユニットのプリント基板に結露したのが原因で故障とのことで部品交換しました。



プリント基板とパワートランジスタが一体になってますので交換の時には耐熱シリコンを塗布するようになってますね。
うっかり塗り忘れると熱で壊れちゃいますからね、気を付けないと。

プリント基板の故障原因となった箇所を拡大してみると確かに端子が腐食してますね。



ところで、プリント基板に同梱されていたものがありました。
防音材です。黒いゴムシートの内側に吸音材の綿のようなものが貼ってあります。



圧縮機の周りに巻かれているんですが同時にこれも交換して欲しいということでした。

ドレンが詰まって本体下部に水がたまると内部に結露しやすくなるだけでなく、この防音材の綿に吸水してしまうんですね。

これが原因で圧縮機が腐食してガス漏れというのを危惧したようです。
他のメーカーでは103万台がリコールという大きな話題になった部分です。
このメーカーでも同じように水を含んでふさふさになってました。



ただこのメーカーは防音材が二重に巻かれているので、圧縮機まで水分が行きにくい構造なので問題なさそうかな。

新しい防音材はアルミシールを貼って吸水しないようにしてましたね。

余談ですが、今回のエコキュートはお買い上げいただいたときに8年間の延長保証に加入していただいてましたが、9年目ということで有償修理となります。ほんとに残念。
妙に保証切れして壊れることってあるんですよね。

ご依頼当日にお伺いして応急対応して、お湯が途切れることなくお使いいただけたのが幸いでした。
2018/12/05

エコキュートの修理 プリント基板を目視で原因究明

エコキュートがエラー表示で運転停止しているとご連絡がありました。
早速お伺いすると、お湯の残量がゼロ。

過電流エラーが発生してました。
修理マニュアルを見ると考えられる原因が7つも。



そこでメーカーの技術相談に電話をしてみました。
「ヒートポンプユニットのプリント基板を目視で点検して下さい」とのアドバイスをいただきました。「基板に結露してませんか?」

プリント基板を見てみると、あらら確かに結露というか水滴が・・・
これはいけませんね。







比較的多い故障なんでしょうね、技術者の方のアドバイスがピッタリ当たりました。

原因なんですが、お湯を沸かした時に背面の熱交換器が低温となって結露します。通常はドレンエルボからドレンホース通って排水するんですが、泥や落ち葉などのゴミが詰まってユニットの下部にたまることがよくあります。

この結露水は多い時で一晩で10リットル程度あるそうです。
今回は底に溜まった水がプリント基板のカバー内部にさらに結露して故障ということみたいですね。

結露水に触れてみると暖かいんですね。これでは外気温が低いと湯気が立ちあがりそうでした。

プリント基板を樹脂ポッティング加工してくれてたら良かったんでしょうけどね。

まあ今回幸いだったのは、水滴を除去して再始動したらお湯を沸かし始めたことですね。これでお風呂に入れます。

部品は翌日入りますので、まだ良かったですね。